【感想】「君の名は。」は小説も読むことで100倍楽しめる!

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こんにちは。じゃんです。

 

先日は君の名は。の感想をずらずらと語りました。

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「ティアマト彗星」で検索された方からの流入が多くて、かなり困惑してしまいました笑

でも、ティアマト彗星で検索した方はこんなブログに辿りついて、もっと困惑したはずですよね

 

そんな君の名は。ですが原作小説も読みましたので今日はその感想です!

(前の記事同様ネタバレを含みます)

 

 

映画を見た後に小説を読むべき!

結論から言って、

映画を見た後に小説を読むことでさらに「君の名は。」という作品が楽しめます!

多分、僕が小説から読んで映画を見ると、

良い映画だったなぁ、小説で描かれている描写を上手くアニメで表現できている!

っていう感想で終わってたかもしれません。

 

ですが、映画を先に見て小説を読むことで、

あぁ、瀧くんは、三葉はこんな事を思っていたのか・・・!

と心にジーンとくるものが溢れかえります!

小説 君の名は。 (角川文庫)

小説 君の名は。 (角川文庫)

 

 

 

映画の良さ

圧倒的なテンポの良さ

まず映画ならではの良さはこれです。

本は人によって読むスピードが異なります。

しかし、映画は始まってしまえば(映画館であれば)誰もが同じスピードで見ることなります。

もちろん、多少の個人差はあるかと思いますが大体にして万人受けするちょうど良いテンポで作品は作りこまれています

これは場面転換など驚かせるシーンでは実に有効です。

劇中で言えば糸守が3年前の彗星落下で壊滅していた事が判明するシーンですね。

 

目的の場所は糸守だと判明するもラーメン屋で周囲の人達の顔色が曇り、不審に思う瀧くん。

これは見ている側もあれ?なんで?って困惑し始めます。

そしてすぐに糸守高校から新糸守湖を見守るシーンへの転換。

これによってあぁ・・・そういうことか!!と一気に謎が解けましたよね。

こういった見る側に考える間を与えずに、一方的な情報展開(テンポ)は映画ならではの良さだと思います。

 

音楽との調和

本作はRADWIMPSが楽曲を提供しています。

劇のOP・EDだけなく、劇中歌としても多くの曲が使われていますね。

特に主題歌の前前前世は映画を見た後に歌詞を読むと色々と込み上げてくるものがありませんか?

実に作品にマッチした楽曲が多く、これもまた映画ならでは良さです。

前前前世 (movie ver.)

前前前世 (movie ver.)

 

小説ではBGMは無いですからね笑

さらに後述しますが、これは作品をモチーフにして作られていますが、これもまた作品に影響を与えています。

 

 

小説の良さ

細かい心理描写

映画を見ていて、色々と

ん?瀧くんなんでそうしたの?

あれ?三葉、そんな感じ?

っていう違和感というか頭に?マークが付くことがありませんでしたか?

これは表情などで心理を表現する以上、受け取られ方は人それぞれになってしまいます。

なので確実な正解はありません。

(これはこれで良いところだと思いますけどね)

 

小説では当然ですが、絵などの二次元表現はありません。

文字のみの表現です。(文字も二次元というツッコミは無しでお願いします笑)

それ故に瀧くんと三葉の心理状況は事細かく文字で表現されています。

例えば終盤の1シーンである、

ご神体のあるカルデラの上でやっと出会うことができた2人。

まだ出会っていなかった3年前に渡された組紐を三葉に返し、それをカチューシャのように着けた三葉に対する瀧くんの心情などは小説でしかわからないものです。

 

あんま似合ってねぇな、と俺は思う。

なんかちょっとガキっぽいっていうか。

だいたいそもそもこんなにばっさり髪を切ることなかったんだ。

勝手に来て勝手にショックを受けやがって、俺は黒髪ロングが好きだっつーの。

 

ここまで細かく瀧くんの心理が描かれています。

瀧くんが黒髪ロングが好きだという描写は映画では無かったですよね?

(僕が見落としてたらすみません)

あと瀧くん!僕も黒髪ロングが好きだよ!

 

序盤の入れ替わり始めた頃なんかも映画では割愛されている心理描写が多く、

映画を見た後だからこそ楽しめる良さかなぁと思います。

 

 

それぞれの一人称視点

映画は三人称視点で色々な場面が描かれていますが、

小説は瀧くんか三葉の一人称視点での描写のみとなります。

なので基本的には「俺は」、「私は」の表現ばかりです。

これが同じ作品を別の視点で楽しめるいい要素になっています。

 

あとがきで新海監督自らが

このようにメディアの特性として必然的に相互補完的になっている。

と述べていることからもそれぞれを楽しみ、さらに補う事でより楽しめる作品になっています。

 

 

明かされる裏話

また小説の最後には

"あとがき"として新海監督のコメント、

"解説"として映画のプロデューサーである川村 元気氏からのコメントがあります。

これがまた面白いです。

 

"あとがき"では

映画と小説を並行して作り上げたことでそれぞれ影響を受けていること、小説は1人で書いたが、映画は多くの人と作ることで思わない形になること。

そしてRADWIMPSの音楽(特に歌詞)の世界が大きな影響を受けていることが分かります。

 

そして"解説"では

そこまで影響を与えることになるRADWIMPSと新海監督はどうやって出会ったのか。

これはまさに作品のように運命に導かれるように出会うムスビがあったんでしょうね。

 

こういうネタバレというか裏話は映画と小説の両方を見たから楽しめると思います。

映画を見た方は多いと思いますが、是非小説の方も読んでみてください!

 

 

絶対に後悔はしないですから。

小説 君の名は。 (角川文庫)

小説 君の名は。 (角川文庫)

 

 

 

 

 

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